腸内細菌が活性酸素を除去でハゲや薄毛が改善される!?生活環境を整えて水素や食物繊維を豊富に!

ハゲや薄毛の原因、対策、予防 髪の毛

腸内細菌が活性酸素を除去でハゲや薄毛が改善される!?生活環境を整えて水素や食物繊維を豊富に!

目次

最近(2019年1月23日)ではインフルエンザが猛威をふるっていますが、皆様はお体大丈夫でしょうか。
飛沫感染や接触感染には充分注意して下さい。

今回は腸内細菌に注目して活性酸素を撃退しましょう。
善玉菌と悪玉菌、日和見菌からフィルミクテス門とバクテロイデス門を理解すればハゲや薄毛が遺伝よりも生活習慣が大事な事が分かってきます。
水素や食物繊維を豊富にして髪の毛をフサフサに増やしましょう!

人は第一印象で見た目から相手の年齢を判断する方が多くいらっしゃいますね。
特に中高年の方などは年齢よりも若く見られたいので若づくりは欠かせないものと思います。
ヒアルロン酸注射をして顔の肌を綺麗に保つなどの工夫をされている方は女性だけでなく、最近では中年の男性もいらっしゃると聞いています。

たしかに若く見せるのは好感触なので大事な事なのですが、今回のテーマは体の内部から綺麗にして見た目の頭皮や毛髪を若返らせる事に注目して掲載していきたいと思います。

あなたの見た目が体内にある内臓を映し出している鏡なのかも知れません。
薄毛やしわ、シミにたるみ、肥満などはハゲをより一層進行させる老化が進んでいるのかも知れません。

そして薄毛を防止する為にうまく付き合っていきたいのが腸内細菌です。
3万種、1000兆個の細菌が腸内では共同生活をしていて、健康を管理しています。
「善玉菌」や「悪玉菌」、「日和見菌」などが共存していますが、「善玉菌」といっても悪い菌と手を組み悪さをする菌もあれば、「悪玉菌」といえど良い行えをする菌もあります。
非常に複雑な関係を築き上げているのですね。

腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌がたくさんあり共存してる。

そしてもう一つ重要な鍵を握るのが「活性酸素」です。
活性酸素は他の物質を酸化させる酸化力の強い物質で、細胞を錆させて劣化させます。
老化や動脈硬化、生活習慣病などを進行させる物質で、呼吸をしただけで酸素の内の2%が活性酸素になると言われています。
紫外線や喫煙、過剰なストレスで大量発生する事もあります。
少量であれば、悪い細菌やウイルスを撃退する殺菌効果が強く良いものなのですが、多すぎると良い細胞や遺伝子なども攻撃するので抑える事が重要と言われています。

活性酸素は老化や動脈硬化、生活習慣病の原因!

活性酸素を抑える為に、強い抗酸化力を持っているのが腸内細菌と言う事が分かってきて注目されています。

ちなみに今テレビなどの医学番組で取り上げている腸内フローラは「腸内環境」を整え便秘や肌荒れを改善などの意味合いで取り上げているので、似てはいますが目指す所が違うと言った形で考えて頂ければと思います。

生活環境と遺伝による薄毛について

腸内細菌とうまく付き合う為には、生活環境は欠かせません。

しかし、それでは遺伝で受け継ぐ薄毛についてはどうなんでしょうか。
AGA(男性型脱毛症)はたしかに遺伝する要素はあります。
AGAは「母方家系の隔世遺伝」と言われ、自分からみて父が禿げてるからハゲる訳ではなく、母の父つまり祖父の知る事で薄毛の遺伝的要素が分かります。

ただそれが全てを物語っている訳ではなく、生活環境による薄毛も充分関係しています。
遺伝は可能性や体質的なものとお考え頂き、生活習慣を改善させる事の方が重要です。

エピジェネティクスと言う言葉があります。
DNA自体の塩基配列を変える事は出来ないが、食事が運動、ストレスなどで後続的に変化する事がある遺伝子発現を制御・伝達するシステムである。
そして環境による影響で変化した遺伝情報をエビゲノムと言います。
例えば双子は同じゲノムを持ちますが、見た目や病気などは違いが出ますよね。
これはエピゲノムの違いによるものです。

双子でも見た目や病気に違いがでる。

遺伝が薄毛に関わる要素は25%程度、生活環境でハゲになる要素は75%とも言われています。

生物の進化に腸は必要不可欠だった!

生命の根源は、古細菌からの細胞分裂で腸が形成され腔腸動物作られました。(クラゲ・サンゴ・イソギンチャクなど)
その後に腸から細胞分裂を繰り返し様々な臓器(心臓・肝臓・胃など)が形成され、最後に脳を持ったのですね。
そして臓器を形成する上で必要不可欠なのが腸内細菌だったのです。

腸を元気にする事で、薄毛を防ぐ事が出来ます。
腸内細菌は体内に取り入れた食事から栄養素を取り出し、生活に必要な成分を作り出しています。
不要な有害物質を排泄する役割も持っています。
ビタミンを合成しているのも腸内細菌のために、サプリメントを飲むなら先に腸内環境を整えろと言われるくらいに重要な器官です。

脳を覆っている頭皮も髪の毛によって守られていますが、髪は毛根周辺にある毛母細胞が変化した防御毛とも考えられ、毛母細胞の原形は腸粘膜細胞と同じ細胞なのです。

髪の毛を理解して抗酸化作用で活性酸素を撃退!

人間の髪の毛の仕組みは毛幹(もうかん)と毛根に分けられます。

毛幹と毛根、毛球は毛乳頭と毛母細胞から合成

薄毛やハゲを気にしている方は、この毛幹つまり髪の毛を強く丈夫に生やす事が目的です。
その為には、毛根部分が重要であり図の毛球内部の毛乳頭がポイントです。
毛乳頭は毛細血管から必要な栄養素を取り入れています。
毛乳頭が図の毛母細胞へ栄養を送り込み細胞分裂を繰り返し引き起こす事で新たな毛包の形成が始まります。

頭皮に張り巡らされた毛細血管の血行を良くする事も重要です。
体内の臓器から運び出された栄養が血液と一緒に血管を通り頭皮の毛細血管にまで到達したら栄養を渡して、やがて臓器まで戻っていきます。

栄養が偏ったり、毛細血管が凝り固まったりしていると毛乳頭が栄養素を受け取れないので髪が老化していきます。

中高年の方は生活習慣から動脈硬化、やがてED(インポテンツ)やAGA(男性型脱毛症)を発症していく理由としては少しは頷けるかと思います。

ここでもう一つ重要なのが活性酵素です。
頭皮に活性酵素を必要以上に浴びしてしまうと、頭皮内部のタンパク質が酸化して毛細血管が滞ります。
毛母細胞と活性酸素の相性も非常に悪いので、毛幹の老朽化、そして抜け毛へと発展していきます。

この活性酸素に対抗できるのが強い抗酸化作用を持つ腸内細菌なんですね。
この対抗勢力を強く持ち合わせている理由は、人類も誕生する前のはるか昔、放射線が地球上に降り注いでいた時代に細菌が生き残る為の抗酸化力を身につけていったからと言われています。
放射線を浴びる事で細菌内に活性酸素ができて、その酸化を除去する為に抗酸化作用を持っていったのです。

たったの4行で書いてありますが、細菌が強い抗酸化力を身につける為に、10億年以上は生と死を繰り返し成長していったのです。

人間は本来20歳をピークに徐々に抗酸化作用を失っていきますが、腸内細菌が持つβ-グルカンが強力な抗酸化力を持っているので活性酸素を抑えてくれるのです。

その他にも腸内細菌は良い状態の時は水素を発生させます。
水素は活性酸素と結び付くと水に還元されて除去してくれるので酸化を防いでくれるのです。

前述した腸内細菌の「善玉菌」「悪玉菌「日和見菌」があります。
善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌などで注目されていますが、悪玉菌も善玉菌と助け合ったりと腸に必要な存在なので必要不可欠、そして日和見菌に水素を発生する細菌が入るのではないかと言われています。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の優勢な方に味方すると言われていて、細かく分類するとまだ不明な細菌も数多く存在します。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌は優勢な方につく

腸内細菌の新たな区分け

善玉菌、悪玉菌、日和見菌以外にも他の腸内細菌の分け方があります。

フィルミクテス門
1番数が多い細菌。日和見菌。
過剰に増えると悪玉菌の手助けをする菌が多く存在。
発酵食品や皮膚にも存在する菌で土壌菌などです。
食物からエネルギーを過剰に体内に取り入れるので肥満にも繋がりやすい。
デブ菌。
バクテロイデス門
2番目に数が多い細菌。日和見菌。
繁殖すると善玉菌の味方よりな細菌。
食物を分解した時に排出される短鎖脂肪酸が全身の血管を通り脂肪の吸収を抑え肥満防止に。ヤセ菌。
アクチノバクテリア門
数が少なく全体の10%以下。ビフィズス菌などの善玉菌を含んでいる。
プロテオバクテリア門
3番目に多く、大腸菌や悪玉菌を含む細菌。

フィルミクテス門とバクテロイデス門はどちらか一方が優勢になれば片方が劣勢になる関係です。
そして水素を発生させるのはバクテロイデス門を増やす事が抗酸化力を高めるのであり、繁殖させる為には食物繊維が必要となるのです。

マウスの腸内細胞移植実験や、人体のカロリー実験においても、フィルミクテス門が優勢の場合は肥満気質である事が分かっています。

つまり高食物繊維の低カロリー・低糖質な食事療法は肥満を防止する。
そして薄毛やハゲの進行を防ぐ為に、活性酸素を除去する抗酸化作用は水素を発生させる事で増やす事が出来る為、バクテロイデス門を優勢にすれば頭皮や毛球が健やかに育つと言う事です。
特に水溶性の食物繊維は水に溶けやすくゲル状になるので腸内細菌は発酵させやすい事で知られています。
腸内細菌が活発化して発酵する事で、仲間の菌を増やします。

悪玉菌は悪く言われがちですが、例えば代表格の大腸菌は病原菌から腸を守ったり、食物繊維をビタミンに合成させたりとかなり良い行動もします。
良い行動をさせる為には、食物繊維を摂取している時だと言われています。

水溶性食物繊維をお手軽に摂取したい場合は、「難消化性デキストリン」という粉があります。
これが水溶性食物繊維なので通販でご購入してみては如何でしょうか。

無味無臭で水に溶けやすいのでどんな飲み物にも合います。
私も飲んでいますが、少しですが便秘気味なお腹になります。

腸内細菌が活発に活動している証拠でしょうね。

つまりハゲや薄毛を防止する為には、いかに生活習慣が大事なのかが見えてくると思います。
ご閲覧頂きありがとうございました。


著者プロフィール写真

高橋 優一 医療コンサルタント

著者プロフィール

薄毛治療薬の育毛剤通販はAGAヘア薬局
運営責任者:高橋 優一

医療コンサルタントに携わる、個人事業主の40歳。

近年、中高年の方が多くのストレスを抱えている事もあり、ED(インポテンツ)やAGA(男性型脱毛症)の発症が著しいように思う。

私自身が同じ悩みを抱えていたものとして、その治療法や解決に少しでもお役に立てたらとサイトを立ち上げました。

初心者の方でも分かりやすく巷で噂の治療薬や最新の医療をお伝えしていけたらと思います。

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