ヘアサイクルとは?!正常化に改善し乱れを戻す!男性の期間や方法は?!AGAヘア薬局

目次
前回は「髪の毛の仕組み」までをお伝えしましたが、
今回は「ヘアサイクル」について詳しく解説してみましょう。
ヘアサイクルの乱れは心の乱れ、ヘアサイアク(最悪)をヘアセイジョウ(正常)にしていきましょう!
ヘアサイクルを整え改善!若かりし頃の自分に戻す!
ヘアサイクルとは
ヘアサイクルとは
髪の毛の一本一本には寿命があります。
これは常に生きている事と同じで毛母細胞(もうぼさいぼう)が活発に毛球で活動し髪を外に押し出していきます。
この外に押し出された髪はやがて寿命がきて抜け落ちていくのですが抜け落ちた場所から又次の新しい髪の毛が生えてきます。
この繰り返しのサイクルの事を「ヘアサイクル」と呼びます。図参照
ヘアサイクルの期間
ヘアサイクルの1周する期間は個人差はありますが4年~6年くらい。
- 図①~④の成長期
- 髪の毛は成長期の期間が長いほど太く強く伸びる傾向にあります。成長期を細かく分けてみましょう。
初期はまだ頭皮の中の毛根の状態。
前期はうぶ毛(毛幹:もうかん)の生え始めです。
中期には軟毛になり引き続き成長しています。
後期になり硬毛として成長しきった状態になります。 - 図⑤退行期(たいこうき)
- 成長期が終わると、やがて退行期をむかえます。
毛母細胞が髪の毛と分離して新しい髪の毛へ移行している状態をさします。
期間はおよそ2週間ほどと言われています。 - 図⑥休止期(きゅうしき)
- 髪の毛がいつ抜け落ちてもいい状態です。
期間はおよそ平均して数カ月ほどです。
これは髪の毛の成長がとまり新しい髪の毛が毛根でスタンバイ状態ですので心配は入りません。
この休止期は髪の毛が正常で整っている方ほど長いと言われ、女性の中には数年とも言われています。 - 図⑦脱毛(だつもう)
- 最後に抜け落ちた状態です。
この髪の毛のサイクルが10万本(日本人の平均的髪の量)全部一緒に行われると大変な事になりますが、それぞれ期間や生えかわるタイミングも違います。
1日に50本~100本くらい髪の毛が抜けるのは、このようなヘアサイクルから起きている自然の生理現象なのでとくに問題ないと言われています。
しかし、ヘアサイクルが乱れるとは次へ。
ヘアサイクルの乱れ
ヘアサイクルが乱れるとは、退行期から休止期、成長期(初期・前期)においてサイクルが短くなり抜けてしまう事をいいます。
成長途中の髪の毛はほとんどが薄毛の状態です。
短くやわらかい髪の毛が多く、1日の抜け毛も平均以上の200本は超えると言われています。
これは毛細血管(もうさいけっかん)から毛乳頭へ栄養がいきとどいていなかったり、血行が悪く委縮していたり、頭皮の状態が不衛生な時に起きる初期段階のAGAと呼べるでしょう。
さてヘアサイクルを戻す事は可能なのでしょうか。
ヘアサイクルを戻す(改善編)
ヘアサイクルが乱れているのは生活習慣が乱れる事によりバランスを崩していきます。
下記をご参考下さい。
ヘアサイクルを整えるべき事
- 睡眠不足
- 睡眠不足は体に良い事はひとつもありません。
睡眠中に髪に栄養がいき、髪を成長させます。
とくにゴールデンタイムと呼ばれる22時~02時までの間は成長ホルモンが分泌(ぶんぴつ)されるので肌にも効果的と言われています。 - お仕事のストレス
- 過度のストレスを感じると自律神経に影響し毛細血管に栄養が届かなくなります。
本を読んだり、映画を観たり、自分の事で楽しんでみて下さい。 - お酒の大量摂取
- これは私も経験がありますが二日酔いの時は、抜け毛がかなり激しいです。
普段はワイン2杯程度のホロ酔いが良いでしょう。 - 煙草の喫煙
- ニコチンにより栄養素のビタミンなどが大量に消費されます。
肝臓への負担も大きく毒性アセトアルデヒドは育毛の強敵です。
アイコスなどへの切り替えをお薦め致します。 - ファッション(カラー・パーマ・ワックス)
- 頭皮はマッサージなどの刺激で血行は良くなりますがヘアカラー液やパーマ液は毒素が強いです。
ワックスやジェルも頭皮に付けると呼吸ができなくなり育毛をストップさせてしまいます。
頭皮を避けて髪に付けるようにして、早めに洗い落すようにしましょう。
付けたまま寝るのは言語道断です。
脱毛に近づきます。 - 運動不足・過度なダイエット
- ジョギングやウォーキングで、体全体の血行を良くして毛細血管にも刺激を与える様にしましょう。
過度のダイエットも禁物。
髪は95%がたんぱく質な為、亜鉛やビタミンBを摂取するようにしなければなりません。
究極なダイエットの栄養不足には注意しましょう。
どれも当てはまる人は注意が必要です。
これらの改善策や予防でヘアサイクルを整える事が可能です。
どれも現代社会が作り上げた体に負担をかけるものばかりです。
自然な状態が一番なのですね。
ヘアサイクルの正常化
前述「ヘアサイクルを戻す為の整えるべき事」で戻す改善策はお伝えしましたが、どれも当てはまらなかったり、改善済みな方もたくさんいらっしゃると思います。
それでも抜け毛が止まらない、禿げてきた、なんて方は治療薬として抜け毛のメカニズムより開発された「プロペシア」をお薦め致します。
科学的に証明された「フィナステリド成分」を配合し毛髪への成長を促進させて抜け毛や脱毛症(AGA)をストップさせます。
私もかなりの服用歴がありますが、効かなければ飲みませんから効果がハッキリと目で見て分かります。
ハゲやAGAの治療は早ければ早いほど抜け毛を防止できるので効果的です。
10年後~20年後の自分の為に服用を推奨致します。
髪は急には対策が出来ません。
最低でも三カ月~の治療期間が必要ですので1日でも早く対応をしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
2016年10月24日 高橋 優一